先日、ATOSのアンドレ・ガウヴォンの問題を取り上げたばかりですが、もう早速別の件が柔術界隈にショックを与えています。今回の渦中の人は、あのミカ・ガウヴォンの父、メウキ・ガウヴォンです。
オンライン講座BJJ CollegeやMelqui Galvaoアカデミーなど数々のビジネスを展開している彼が未成年に対する性加害で身柄を拘束されたというニュースが突如として報じられました。
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彼にかけられた容疑はこちら
どうやら彼が未成年の生徒に手を出したということで被害者側が警察に通報。メウキが自首したことでブラジルのマナウスで身柄を拘束されたそうです。
さらにメウキ本人が被害者家族に送った音声が流出し、限りなく黒に近い印象を与えています。その音声がこちら。
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ルイス、たぶん君はもう俺と話したくないよね。それは完全に理解できる。
本当に当然だ。ただ、いくつかはっきりさせておきたくて。
まず最初に言いたいのは、俺は本当に深く後悔しているし、昨夜は苦しくて眠れなかった。
自分がしたことのせいで。何があっても、自分の行動は正当化できないと思っている。
どんな理由でも許されるものじゃない。俺は指導者として、年齢的にも大人として君の娘に対してあんな態度を取るべきじゃなかった。
ただ、本当に言いたいのは、これは計画してやったことじゃない。
君たちがここに来た最初の日から出ていく最後の日まで、一度もそんなことは考えていなかった。そんな意図はなかった。
○○(被害者名)には一切責任はない。彼女はまだ若いしね。
ただ、彼女の俺への接し方の中に普通の生徒と先生とは違うものがあった。
他のどの生徒とも違う接し方だった。
それで俺は、ただの師弟関係以上の何かがあるんじゃないかと思ってしまった。
でももう一度言う、彼女のせいじゃない。
彼女に責任はない。たとえそういう感情があったとしても俺が止めるべきだった。
教師として、年上として、既婚者として俺にはそれを抑える義務があった。
それを正すべきだった。むしろ助長するなんてありえない。
でもいくつかの出来事が重なって、もしかしたら可能性があるんじゃないか、彼女にもその気があるんじゃないかと思ってしまった。
でも繰り返すけど、彼女に責任はない。責任は全部俺にある。
そういう考えを遮断するべきだったし、もし本当にそういう気持ちがあったなら彼女をきちんと止めるべきだった。でもそれをしなかった。
俺は彼女とも、自分自身とも、妻とも、君たちとも、関係者全員と話した。
俺を信頼してくれている人たち、今の生活を俺に頼っている人たち全員に話した。
本当に、心から恥ずかしく思っている。
そして、これ以上誰も傷つけないためなら君たちが望むことは何でもする覚悟だ。
まず提案としては、直接会って君たち全員に謝罪させてほしい。
それと、○○(被害者名)には少なくとも世界大会まではここに残ってほしい。
もし彼女が残るなら俺は一切関わらないと約束する。
触れることもしないし、彼女から話しかけられない限り話しかけない。
失礼な態度も取らないが、完全に距離を置く。
移動がある場合も同じ便には乗らない、同じ場所にも泊まらない。
必要なら、君か彼女の母親の旅費も全部俺が負担する。
本当に、もう一度やり直すチャンスがほしいんだ。
このすべての誤解を取り戻したい。
もし可能なら、謝罪させてほしいし、少なくとも世界大会まではこのまま続けさせてほしい。
そこで彼女は黒帯を取るはずなんだ。
その後は彼女の人生だ。自分の道を進めばいい。
アカデミーを持って、幸せになればいい。
これは本当に人生を変えるチャンスなんだ。
彼女だけじゃなく、君たち家族全体の未来が変わる。
アメリカで生活して、子どもたちもそこで生まれる。
家族の世代そのものが変わるんだ。
そして今の環境があるのは、このブランドがあるからだ。
俺個人じゃなく、このブランドとつながっているから成り立っている。
もし俺が失敗すれば、このブランドも崩れる。
そうなれば、多くの人が影響を受ける。
ここには100人近い人が関わっている。
指導者、スタッフ、清掃、受付、フィジカル、セラピー…
たくさんの人がこの場所で生きている。奨学制度で無償でトレーニングしている人もいる。
だから、もし告発されたら
たとえ証拠が不十分でも
俺の名前は終わる。そして名前が終われば、このブランドも終わる。
多くの人がチャンスを失う。君たちはそんな人たちじゃないと思ってる。
ただ俺に責任を取らせたいだけだと思ってる。その通りだ。罰は受けるべきだと思う。
その罰は君たちが決めてほしい。俺はもう君たちの判断に委ねている。
もし世界大会の後、指導を辞めろと言うなら辞める。
俺は教えることが何より好きだけど、それでも従う。もし危険な人間だと思うなら、それでもいい。
病気だと思うなら、それでもいい。その判断に従う。
もし約束を破ったら、すぐに告発してくれればいい。
証拠も残してある。俺はもう逃げない。
もしここから離れろと言うなら離れる。
マナウスに戻れと言うなら戻る。
アメリカに行けと言うなら行く。
消えろと言うなら消える。もし死ねと言うなら、それも受け入れる。
俺は過去に一度自〇未遂をしたことがある。
何度もそう考えたこともある。自分に問題があるのは分かっている。
でも、完全に悪人ではないとも思っている。自分なりに努力してきた。
治そうとしてきた。でも今回は抑えきれなかった。
もしこれでも足りないなら、
さらに何か求めるなら…正直に言うと、自分で死ぬことはできない。
でも、事故に見せかけることはできる。バイクに乗っているから、強盗に見せかけることもできる。
もし君や奥さんが撃つなら、それでもいい。
もし無理なら、誰かに頼んでもいい。俺は逃げない。
もし逃げたら、その時は告発してくれればいい。
俺はそこにいる。
車もわかっているはずだ。みんなはただの強盗だと思うだろう。
俺が死ねば、それで終わりだ。でも、結局すべては明るみに出る。
俺は治らないかもしれない。
また同じことをするかもしれない。自分でも分からない。
これまでセラピーも受けたし、教会にも行った。
でも完全には変われなかった。ただ一つ言えるのは
2016年以降、妻を裏切っていない。他の女性と関係も持っていない。
生徒とも距離を保ってきた。でも彼女に対しては違った。
距離を許してしまった。それが原因で、俺の中で勘違いが生まれた。
でも責任はすべて俺にある。もし告発すれば、多くの人が影響を受ける。
だからお願いだ、せめて彼女が黒帯を取るまでは続けさせてほしい。その後は彼女の自由だ。
アメリカでアカデミーを持てば、人生が変わる。
それは本当に大きなチャンスだ。それでも足りないなら、
アカデミー自体も譲る。それでも怒りが収まらないなら…
さっき言った通りだ。俺はすべて受け入れる。
ただ一つだけ、
これまで築いてきたものを全部壊したくない。これは俺のためじゃない。
生徒たちのためなんだ。ここは人の人生を変える場所なんだ。
本当は直接会って話したかった。
目を見て、嘘じゃないと伝えたかった。でも今はそれも無理だと分かっている。
だから、すべては君の判断に任せる。
来週は遠征がある。
そこででもいいし、明日でもいい。すぐにでも決めてくれていい。
もし許してくれるなら
もう一度チャンスをくれるなら…今度こそ、正しくやる。
そう、つまりこの音声から判断すると、彼は被害者家族口封じともいえるメッセージを送っていたのです。
もちろん、まだ起訴されたわけではないし、有罪判決が出たわけではないので、この時点でメウキを断罪するのは時期尚早でしょう。しかしながらこの件が柔術界にもたらす影響はかなり大きいはずです。
これを受け、ブラジルの柔術連盟の一つ、CBJJEが声明文を発表。
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メウキ・ガウヴォン師範に関する告発および逮捕状の発行を受け、改めて明言します。
柔術において、虐待やハラスメントが許される余地は一切ありません。
当該指導者は、連盟のすべての活動から離脱しています。
私たちは被害者の方々に連帯の意を表し、強さと支援、そして正義がもたらされることを願っています。
単に対応するだけでなく、私たちは行動しています。
スポーツにおける尊重と安全を確保するための取り組み、教育、そしてプロトコルを進めています。
畳は、すべての人にとって信頼できる場所であるべきです。
沈黙は私たちの姿勢ではありません。行動こそが私たちの答えです。
また、因縁の相手であるメレガリもこの件に関連して声明を発表。
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もし被害に遭った場合、自分に連絡してくれたら弁護士などを紹介すると、被害者たちに向けてエールを贈りました。メレガリは、ミカが子どものときからステロイドをしていると発言したために、メウキから民事訴訟を起こされていた経緯があり、そのときに自分側の証人となる人がメウキに脅迫を受けて証言を諦めたとも話しています。今後もこの件の余波はしばらく続きそうですね。


