ブラジリアン柔術のスイープ、初心者が最初に覚えるべき3つの技

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photo by Sylvain

ブラジリアン柔術において初心者が最も覚えやすい技といえばスイープじゃないでしょうか。スイープと一言でいっても様々な種類があり、どれから覚えたらいいか分からないという人もいるはずです。そんな人のためにまず最初に覚えるべき簡単で有効なスイープを紹介します。

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そもそもスイープとは?

スイープとはもともと「sweep」は英語で「掃く」を意味しますが、柔道の「足払い」の英語訳としても使われる言葉です。足払いの動作を見ると「掃く」ような動作をしますね。それが語源です。

一方、ブラジリアン柔術では自分が下にいる状態で上にいる相手を転がす、あるいは倒してトップポジションを取るまでの動きをいいます。トップポジションを取って3秒キープできたら2ポイントが入ります。

ブラジリアン柔術初心者でも簡単に覚えられるスイープベスト3

1、シザースイープ

「ハサミスイープ」という意味のシザースイープはその名の通り両足をハサミのように使って相手を倒す技です。片方の脚を相手の腹部に、もう片方の脚を相手の膝の辺りに持ってきて、そのまま鋭く刈るような動きをすると相手が簡単に倒れます。

ポイントは相手の襟と袖をしっかり掴み、相手の体を自分に引き寄せてから、刈る動きをすることです。実際にどんな動きかビデオを見てみましょう。

2、フラワースイープ

「花」が開く動きをイメージしたのか、こういった名前が付いています。やり方はクローズドガードで相手が両膝を付いた状態で、片方の手で相手の袖を掴み、もう片方の手でズボンを掴みます。同時に倒したい方向の脚を床につけて、もう片方の脚を相手の背中の上に蹴るように回します。この動きを流れるようにやることで相手は転がり、そのままマウントポジションを取ることも可能です。

3、バタフライスイープ

「蝶々」を意味するバタフライスイープは、お尻を床につけて片足のフックを相手にかけた状態で仕掛ける技です。片方の腕は相手の脇を差しながら腰に回します。このとき帯を持っても胴着を掴んでもいいです。もう片方の手で相手の手をコントロールし、相手の体に押し付けます。自分の頭は相手の顎の下に入れるようなイメージです。

大事なのはフックをしている足に力を入れるのではなく、床についている足を伸ばして踏ん張る、あるいは歩くような動作をすることです。では動画を見てみましょう。

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柔術マン

黒帯、柔術暦20年以上。

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